2017年10月7日土曜日

2017.10.07 土曜観察会

小雨~曇り 参加者 5名
 雨が心配だったのですが、雨具を羽織ってとりあえずスタートしました。
 
 里山では、案山子がお出迎え、黄色に色づいた稲穂のせいか、いつになく目立つような気がしました。
 

 さて、今日も盛りだくさん。
 鳥たちは、カケスがカマキリを咥えて飛んでいるのを見かけました。大池では、居残り組のマガモのほか、マガモ、コガモがはいっていて、オオバンも顔を見せてくれました。
 林の中では、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コゲラの混群も飛んでいました。

 花は、ミゾソバ、イヌタデ(アカマンマですね)、キチジョウソウなどが目立ちました。



 バッタ類も色々。アオマツムシやウスグモスズはいずれも外来ですね。といっても、ウスグモスズは日本でしか発見されていない外来種という不思議な存在です。
 ウマオイや卵をもったカマドウマもいました。
    

 面白かったのは、大池の水面ギリギリを筋を引くように飛んでいたジュンサイハムシ。ジュンサイやヒシなどの大害虫ということになるのですが、千葉や神奈川では絶滅危惧に指定されているようです。繁殖できる環境がなくなっているという事なのでしょうね。
 
 このほか、クモを捕食するクモであるオナガグモが、メガネアサヒハエトリ♂と思われるクモを捕まえていたのを発見しました。
写真は、いずれもクリックするとおおきくなります。
 By yamasanae

PS. どうも、種の同定をあきらめているせいか、キノコの類を忘れていました。
 キツネノチャブクロ、アカヤマドリほか多数でした。これは不明。


  
 【観察した野鳥】
マガモ、コガモ、オオバン、ミサゴ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キジバト、シジュウカラ、ムクドリ、カワラヒワ、ノスリ 22種+コジュケイ、ドバト
【チョウ目】
クロアゲハ幼虫、ナガサキアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ヒメジャノメ、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ
ウスバミスジエダシャク?、コシロシタバ、
【トンボ目】
マイコアカネ、ナツアカネ、アキアカネ、シオカラトンボ、オオアオイトトンボ、ノシメトンボ、
【コウチュウ目】
コクワガタ、ジュウサイハムシ、
【カメムシ目】ミカンクロアブラムシ、ササコナフキツノアブラムシ、ツノロウムシ、
【ハチ目】オオスズメバチ、ミカドオオアリ、
【バッタ目】
ツチイナゴ、アオマツムシ、ウスグモスズ、ウマオイの類、マダラカマドウマ、エンマコオロギ
【クモ目】
オナガグモ(獲物はメガネアサヒハエトリ♂のようです)、オニグモ、ジョロウグモ、
【その他】
ザトウムシの類、ヒタチマイマイ、
【目立った植物】
ホソアオゲイトウ(赤い穂のもの)、ミゾソバ、イヌタデ、ボントクタデ、アメリカセンダングサ、セイタカアワダチソウ、チヂミザサ、トネアザミ、ヤマハッカ、キツネノマゴ、コウヤボウキ、キチジョウソウ、





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