2017年8月6日日曜日

2017.08.06 月例観察会「昆虫」

8月6日(日)晴れ
参加者21人(子ども8人、大人13人)
講師:農研機構・生物機能利用研究部門で昆虫の研究をしている今野浩太郎さん

 うだるような暑さの中、集合場所の駐車場では、さっそくバッタとり。
 さわやか隊のMさんが観察会の駐車場の草刈りをしてくれていました。

 
 里山までの道端では、セイタカアワダチソウの葉裏にいた奇妙な形のアワダチソウグンバイをみつけました。
 
 里山では、トンボとりに夢中になったり、水槽の中でヤゴを見つけたり、子どもも大人も結構夢中です。


 クルミの木のある広場では、クワの木付近で色々見つけます。スズメバチに似たトラフカミキリ、野生の蚕であるクワゴの繭を見つけました。たまたま飛んできたタマムシはきれいでしたね。講師からは、葉から白い液を分泌して防衛するクワに対して、うまく避けて葉をかじる虫の話を伺いました。

 エノキの小さな実生の木の葉では、アカボシゴマダラの卵や幼虫が隠れているのを探しました。ちょうど成虫が飛んできたのでこれも観察することができました。毒を持つアサギマダラに擬態していると翅の動きを見せてもらいました(Oさんが手に持っているのが成虫ですが、見えるかな)。
 そうそう、コナラの木でカブトムシやミヤマキミキリも見ることができました。


 大池までの道すがら、ミカンの木で、アシナガバチの巣をみたり、小川沿いに飛ぶオニヤンマをうまく捕まえることができたので実際に持って観察したり、合間にニホンアカガエルやニホンカナヘビ、フトミミズに触ってみたり、本当に、充実した時間を過ごすことができました。
 
 最後は、木陰であいさつ。少し、ばてましたね。
 
 なお、観察した昆虫などは40種ほどにのぼりました。
By yamasanae

【チョウ類】アゲハ、クロアゲハ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、ヒメウラナミジャノメ 7種
【トンボ類】アジアイトトンボ、オニヤンマ、チョウトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ 8種 このほか、水槽でヤゴ
【その他の昆虫】
クワコ、チャバネゴキブリ、コカマキリ、オオカマキリ、ヤブキリ、エンマコオロギ、ショウリョウバッタ、ヒナバッタ、クルマバッタモドキ、ツチイナゴ、オンブバッタ、ハラヒシバッタ、アワダチソウグンバイ、マルカメムシ、マルカメムシ、オオヒラタシデムシ、カブトムシ、タマムシ、ミヤマカミキリ、ノコギリカミキリ、トラフカミキリ、キイロスズメバチ
22種
【昆虫以外】ニホンカナヘビ、ニホンアカガエル、フトミミズ、コハクオナジマイマイ、ヤマナメクジ 5種
 
 

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