2016年9月24日土曜日

2016.09.24 夜の観察会

9/24(土) 小雨まじり
参加者:子ども2名、大人5名(講師役含む)

 雨模様でどうかなと思ったのですが、1家族が見えたので、アットホームな観察会になりました。
 集合場所の駐車場では、雨のせいか、普段よりお休みしている虫たちがたくさんみつかります。シオカラトンボ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、キタキチョウなど。クズの葉には、トビイロスズメも見つかりました。クビキリギスやササキリ、エンマコオロギやシバスズなどのコオロギの仲間も見つけます。ここだけでも十分かもしれませんね。
  
 

  

 とはいえ、やはり、里山までいって、虫の声を聴きました。コロコロリーとなくのはエンマコオロギ、リーリーリーと鳴くのはツヅレサセコオロギでしょうか?リーン、リーンはスズムシですね。カエルの声が聞こえないのは、例年よりも遅かったからでしょうか?
 木の洞のカマドウマを見たり、ゲジゲジの類の足の数を数えてみたり。体節は8節に見えますが16節あって、15対の足があるそうです。(ヤスデは各体節2対、ムカデは1対、ゲジは2対に見えますが、1対だったようです。)

 最後は、記念撮影で終了。夜の観察も面白かったですね。
By yamasanae



2016.9.24 土曜観察会

くもり 参加者2名
天候不順な日が続いていて、今日も朝まで雨が残っていたので、参加者が少なく2名での観察会になった。途中で雨が降り出したけれど、すぐに止んでくれてほっとした。

雨が多く涼しいので、雑木林の道の脇には色々なキノコが 顔を出していた。目を引いたのは巨大なアカヤマドリで、傘の直径は40cmくらいあるようだ。
湿地の縁にはミゾソバのピンクの花が咲き始めていた。
ミズヒキの花は拡大してみると、受粉した花は花びらを閉じ雌しべを舌のように出している。
クサギの青黒い実がなっていた。赤い萼が飾りになっている。
大きなヤマナメクジを見つけた。林床がジメジメしているので快適なのだろう。
ナツアカネも赤くなっていた。そろそろアキアカネが沢山戻って来るだろう。
ツチイナゴは幼虫の時から成虫と同じ目をしている。
オオスズメバチがヤブカラシの花の蜜を吸いにきていた。秋はスズメバチが凶暴になる時期なので気をつけなければいけない。

野鳥は少ないというよりも、いるのだろうけれど動きがなく声も静かでなかなか見つけることができなかった。それでもカケスの渡りの群れに遭遇した。毎年、カケスの群れが宍塚を通り過ぎていく。

展望台に行く途中でコジュケイの10羽ほどの群れが足元から飛び出してびっくりした。コジュケイは、ウグイスと同様に声は良く聞くけれど、姿を見るのが難しい。

【観察した野鳥】
マガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 18種+コジュケイ、ドバト








2016年9月17日土曜日

2016.9.17 土曜観察会

晴れ 参加者23名
 日本野鳥の会茨城県との合同探鳥会を兼ねての土曜観察会でした。子供の参加者が多かったので、探鳥会チームと自然観察会チームに別れて観察コースを歩きました。

野鳥が少なかったので、探鳥会チームは移動は早く、観察会チームは昆虫や草花など見どころが多いので遅れがちになりました。

観察路は、さわやか隊が一生懸命草刈りをしてくれていますが、コースが長いので、草の生長と追いかけっこになって大変だと思います。いつも感謝しながら歩いています。今日は展望台への道がきれいになっていました。
 今週はキノコが少なめでした。胞子を飛ばし終えたキノコは腐って土に帰っています。
 ミツバアケビの実が大きくなっています。早いものは来週くらいに口が開いて食べれれそうです。秋の楽しみです。山栗も落ちはじめていました。
 Hさんがクズの花の蕾にウラナミシジミの卵を見つけてくれました。よく見ると卵の表面に柄があります。
ノスリとオオタカが上昇気流に乗ってどんどん上昇する姿を見ることができました。4,5百メートルを超えると黒い点になってきて、探すのが大変です。
【観察した野鳥】
マガモ、キジバト、ダイサギ、オオタカ、サシバ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 17種

2016年9月10日土曜日

2016.09.10 土曜観察会

9月10日 晴れ 参加者8名
 大学を定年退官され、名古屋にもどるということで、15年ぶりに観察会に参加した方がいらして、昔の様子を伺いながら、1周しました。このほか、前に参加された親子連れの方が、今度はお父さんも一緒に参加してくれました。
 チョウはゴイシシジミほか13種。鳥は少な目でした。

by yamasanae

【観察したチョウ】 13種
ダイミョウセセリ、イチモンジセセリ、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ゴイシシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、キタテハ、アカボシゴマダラ(生態系被害防止外来種)、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ

【観察した野鳥】 9種
マガモ、アオサギ、チュウサギ、ツツドリ、モズ、ハシボソガラス、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ


2016年9月4日日曜日

2016.09.04 月例観察会「薬草」

9月の月例観察会のテーマは「薬草」

講師は、(株)ツムラの三木栄二さん。
 漢方は、結構複雑。
 薬草となる植物とそれをもとに作られるのが生薬。ここらは、根は葉または全体(全草)などの違いがあるので、なんとか。
 さらに、数種の生薬をもとに作られるのが漢方薬で、日本薬局方(初めて聞きましたが、厚生労働省で定めています)という医薬品の規格基準書に載せられているもののようです。そして、これに載っていないのは民間薬ということになるようです。
 また、生薬は、植物に限らず、動物や鉱物などもあるようです。有効成分を精製することなく・・・などとなるとわからなくなりますが、おそらく、化学薬品との違いなのでしょう。
 うろ覚えなので、改めてご確認ください。(文責は、以下を含めて、すべて、yamasanaeです。)

 さて、観察会では、集合場所で、クズ、オオバコ、イノコヅチなどについて説明を受けてから、道端の柿などを見ていきます。

 里山に入ると、イノコヅチから。生薬名は牛膝(ゴシツ)で、茎の小さなこぶを牛の膝に見立てたもの。使うのは根っこ、昆虫の変態ホルモンが含まれているそうです。
 カラスウリは、通常キカラスウリの根、実、種が使われるそうです。
 オオバコの生薬名は車前子(シャゼンシ)。全草または種子を使用。
 アカメガシワの生薬名はそのまま赤芽柏のようです。星状毛、蜜腺を観察しましたが、使うのは、樹皮。消炎、抗潰瘍などの薬効が知られているようです。これは、民間薬のようです。


 チドメグサ、ドクダミ、ヨモギなどとみていきますが、生薬名、薬効、使用部位などは、もう頭に入ってきません。
 日本三大薬草は、ドクダミ、ゲンノショウコ、センブリというのはなんとか。



 この後、センブリをかじってみますが、苦いこと・・・。こうやってみると、薬草だらけですね。

 大池の堤で熱心な質疑応答があって、終了。講師の三木さんありがとうございました。


大池には、渡りの途中のマガモが入っていました。

By yamasanae


2016年9月3日土曜日

2016.9.3 土曜観察会

晴れ 参加者6名

気温は30度を超えていないのに湿度が高く歩くほどに汗が吹き出してきました。

野鳥は姿だけでなく鳴き声も少なく残念でした。居残りのマガモはいつものように3羽仲良く泳いでいました。

虫は次の世代を残すために一所懸命でチョウは33種も確認できたようです。

雨がたくさん降ったためでしょうか、雑木林の道端には多様なキノコが顔を出していました。名前はほとんど分かりません。












【観察した野鳥】
マガモ、キジバト、アマサギ、アオサギ、トビ、サシバ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ 17種 +ドバト