2015年11月28日土曜日

2015.11.28 土曜観察会

快晴 参加者5名
 早朝は冷え込んで、初霜が降りましたが、快晴で観察会が始まる頃には気温が上がって、終わる頃には暖かくなりました。
 池のカモ類は、マガモとオカヨシガモを中心に6種類で安定してきたようです。今年もオシドリが長期滞在してほしいものです。

陽だまりはポカポカで、アキアカネト、コバネイナゴやオオハナアブが体を温めているようでした。
 雑木林の中では、たくさんのクロスジフユエダシャクのオスが乱舞していました。先週の数倍になるようです。飛べないメスを見たいものです。
 ムラサキシジミ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、ツバメシジミなどが観察できました。
 脚のなくなったトビナナフシに出会いました。
 【観察した野鳥】 オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、オオタカ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブト ガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シ メ、アオジ 27種 +コジュケイ

2015年11月21日土曜日

2015.11.21 土曜観察会

晴れ 参加者15名
小春日和の中、日本野鳥の会茨城県との共催の探鳥会を兼ねた土曜観察会となりました。
 10月末から高温な日々が続いているので、木々に緑の葉がたくさん残っていて、鳥は見づらいのですが、昆虫は元気で、キチョウやウラギンシジミなどが舞い、トンボもわずかですが見ることができました。狩猟が始まったので、安全な場所に逃げてきたのでしょうか、池のカモも数を増やしていました。

田んぼ塾の水田で収穫したコメの脱穀作業をしていました。足踏み脱穀機を使っているのは珍しいでしょう。

堤防の手前の果樹園の梅の木にモズの早贄を見つけました。スズメガの一種のようです。

雑木林の中では、クロスジフユシャクのオスがメスを求めて飛び回っていました。クロスジフユシャクのメスは、羽が退化して飛べず、落ち葉の下に隠れているようですが、見つけるのは難しそうです。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、オオバン、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ヒタキsp.、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 30種 外来種 コジュケイ

2015年11月14日土曜日

2015.11.14 土曜観察会 中止

 雨で中止にしました。

 駐車場では、ヒヨドリ、モズ、スズメ、セグロセキレイ、ハシブトガラスその他、ヤマトシジミ、ベニシジミがひっそり。
ヤマトシジミ
 ちょっと覗いた大池では、マガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ホシハジロの数が増えていました。
by yamasanae


2015年11月7日土曜日

2015.11.07 土曜観察会

晴れ 参加者5名
里山の木々は色づきを増していた。もう少しすると沢山の葉が落ちてくるのだろう。
さわやか隊の皆さんが、収穫祭の準備で駐車スペースや通路の草刈りをしてくれていました。
 池のカモは数をマガモを中心に数を増やしていいました。池の奥にオシドリが2羽いました。通過個体なのでしょう。カモは全体で10種類になっていました。カラの混群も賑やかになってきました。

ウグイスの数が増えてきたようです。
 展望台の先のクズとアズマネザサの間に新しい獣道を見つけました。タヌキの通路かもしれません

2015年11月1日日曜日

2015.11.01 「アリ」

いい天気 参加者 42名(子ども14名、大人28名)

 今日の講師は、筑波蟻類蜂類研究所の阿部浩さん。ほかに、アリに詳しいMさんや筑波大の学生さんなども手伝いに来てくれました。アリ仲間のようで、午後も宍塚のアリを楽しむとのことでした。

 さて、観察会は、いつものルートではなく、駐車場の後の方から鎌倉街道沿いを上がっていき、最初は、木や竹に仕掛けたトラップを観察します。
 トビイロケアリ、ヤマヨツボシオオアリが見つかったのですが、何しろ小さい。トビイロケアリは、木の幹に蟻道(ぎどう)を作っていました。
 少し移動して、大池の端の杉の木の根元のトラップを見てみます。ここでは、さらに小さな、アメイロアリ、アミメアリ、などを見つけました。子どもたちも辺りを探すと、ミカドオオアリを捕まえています(なぜ、すぐみつけられるのでしょうね!)。
 こうなると、われもわれもと探し出して、あちらこちらで、これは何?小さなサシガメ(カメムシ)やハムシなどを捕まえたり、ヒメフナムシを見つけたり、面白いですね。
 途中で、Abさんが不思議な穴がいくつも空いているのを見つけました。なんでしょう?しばらく、頭を傾げていたのですが、そのうちに、子どもたちがセンチコガネを何匹も掘り当てました。(後で調べると、糞の下に穴を掘って、そこに糞を落し込むようです。ということは、そこには、糞があったのでしょうか?)
 みんな夢中ですが、次の場所に移動。
 ここでは、お馴染みのクロヤマアリ、トビイロシワアリ、枯れた竹の中に、テラニシシリアゲアリがいたりするのを見つけました。
 途中、子どもたちは、オオスズメバチの女王蜂(たぶん)が越冬体制で潜んでいるのを見つけたり、珍しい、緑色のコカマキリを見つけたり、とにかく、あちらこちらで、いろんなものを発見します。

 もう、昼近くなので、戻りますといっていると、古い竹のなかで、ウメマツオオアリの巣を発見。成虫や幼虫がたくさんでてきました。



 こどもたちは夢中で、なかなか離れません。
 さらに、途中、三角広場で、この季節に見られるクロナガアリが草の種などを運んでいるのを観察して、なんとか、駐車場に戻って、挨拶をすると、もう、12時を過ぎていました。
 だんだん見分けがつくようになって、楽しかったですね。

by yamasanae

観察したアリ 11種
(もっといたかもしれませんが、私が記録できた種です)
ミカドオオアリ、ヨツボシオオアリ、ウメマツオオアリ、ヤマヨツボシオオアリ、クロヤマアリ、トビイロケアリ、アメイロアリ、テラニシシリアゲアリ、クロナガアリ、アミメアリ、トビイロシワアリ

 
11/5追記 講師の阿部さんからのメモによると、このほかに以下がいたようです。
アシナガアリ、ウロコアリ、ムネボソアリ、キイロシリアゲアリ
by yamasanae
(メモによると下線は竹に営巣)


 写真はうまく撮れませんでしたので、それぞれのアリについては、アリ類画像データベースなどで検索してみてください。
 http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Index/Species.html