2013年8月31日土曜日

8月31日 土曜観察会

8月最後の土曜。今日も暑い日でした。
チョウのSさんがご一緒だったので、今日は、チョウを重点的に観察。きちんと数えるとなんと27種でした。それぞれの種の個体数も数えたのですが、ヤマトシジミやキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウなどはとても数えきれません。
日陰に入ると、夏眠しているはずのミドリヒョウモンを2匹見つけました。全く活動しないというわけではないのですね。
カナムグラでは、キタテハの幼虫も見つけました。

さて、今日の目玉は、ヤマトタマムシ。なんといっても綺麗です。

チョウ類 27
セセリチョウ科5種(ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ)アゲハチョウ科5種(キアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ)モンシロチョウ科2種(キタキチョウ、モンシロチョウ)シジミチョウ科7種(ゴイシシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ)タテハチョウ科8種(ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ)

 そういえば、今日は、すっかり赤くなったナツアカネ(♂)にであえました。マイコアカネ(♂)も、青くお化粧をして赤くなっていました。


2013年8月24日土曜日

8月24日 土曜観察会

 今日の観察会の様子は、きたきつねさんの「汗をたっぷりかいて里山散歩」をご覧ください。
 鳥屋のきたきつねさんも、すっかり、虫屋になってきたようです。


2013年8月17日土曜日

8月17日 土曜観察会

 今日の観察会の様子は、いつものように、きたきつねさんの「谷津の入り口で案山子がお出迎え」をご覧ください。
 かかしたちが、田んぼで遊んでいるようです。


2013年8月10日土曜日

8月10日 土曜観察会

 最高気温は37度。やはり日なたは、暑いこと。でも、木陰に入れば一息。

 今日は、トンボを重点に見てみました。
 シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ、オニヤンマ、アオモンイトトンボ、アジアイトトンボ、マイコアカネ、ノシメトンボ、オオヤマトンボ、ウチワヤンマ、コシアキトンボ、チョウトンボの12種はまあまあですが、アキアカネ、ナツアカネが全く見られなかったのは不思議です
 
 鳥たちは、スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ホオジロ、カルガモ、チュウサギ、ウグイス
 こちらも、いつもは、大池のハスのうえでエサ取りをしているツバメが全く見られなかったのが、不思議でした。

 今日のハイライトは、シロオビトリノフンダマシ(白帯鳥の糞騙し)、ムラサキウスアメバチ(紫淡飴蜂)。特に、ムラサキウスアメバチは初見でした。スズメガの類のクルマスズメの幼虫に寄生するのだそうです。


♀ 5mmほど

30mmほど 触角が印象的

その他観察した虫たち
蝶類
キタキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、アゲハチョウ、キアゲハ、アオスジアゲハ、イチモンジチョウ、コミズジ、コジャノメ、ジャノメチョウ、サトキマダラヒカゲ、ヤマトシジミ、ゴイシシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ

カメムシの仲間たち
ホソハラビロヘリカメムシ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクホウシ、ベッコウハゴロモ、スケバハゴロモ、ホシアワフキ

その他
ムラサキウスアメバチ
ショウリョウバッタ、クルマバッタ、オンブバッタ、ツユムシ

クモ類
オナガグモ、コガネグモ、シロオビトリノフンダマシ、アシナガグモ、イオウイロハシリグモ


2013年8月4日日曜日

8月4日 月例テーマ観察会「昆虫」

8月のテーマは「昆虫」
 農業生物資源研究所の今野浩太郎さんを講師に、今月も、こどもたちを含めて大勢の方が参加しました。
会の観察会の駐車場に集合
 観察会は、少し歩くたびにいろいろなものが見つかり、こちらのエノキ、あちらの桑の木など、ふれあい農園に着くのにも時間がかかります。
 ふれあい農園の付近では、キアゲハの幼虫や稲の実を吸っているカメムシなどを観察。桑の木では、トラフカミキリも見られました。ここに、カラスウリの葉が巻き付いていて、クロウリハムシが葉を食べていたのですが、カラスウリとクロウリハムシの知恵比べ。
 カラスウリの葉をちぎると、葉から汁がでて、昆虫には有害のようなのですが、クロウリハムシもさるもので、まず、葉を食べずに、薄くかじって、汁がでてしまってから、その先を食べるのだそうです。それで、食べ跡が丸く、二重になっていたのですね。
 そうすると、先日、やはり、カラスウリの葉を齧っていたトホシテントウも薄く葉脈を避けて、食べていたのでしょうか?色々な知恵があるのですね。

 クルミの木の辺りで、虫捕り。その後、小川沿いを歩いて大池まで。
 途中で、ミカンの木で、ナガサキアゲハの幼虫などを観察。白い模様があると、シルエットが分断されて、芋虫のシルエットを探している鳥などに発見されにくいのだそうです。
ふーむ
 大池では、オオヤマトンボを見たり、クロカナブンを観察したりしました。
 カブトムシやクワガタは、前翅を開いて飛ぶので、ブレーキがかかって、少し不格好な姿で飛んでいるのですが、カナブンの類は、ブーンと素早く飛び回っています。これは、カナブンの類は、前翅(硬い翅、翅鞘というのだそうです)を開かずに、翅鞘の隙間から後翅をだして飛ぶので、素早く飛べるのだそうです。
橙色の毛が見えるあたりからでしょうか・・
 最後は、マメ科の葉の上に芋虫を乗せると、動けなくなることを、実際に見せていただきました。
 新発見、乗せるだけで、芋虫がマヒをする葉と思ったそうですが、実際には、葉の表面にはえている毛に、芋虫の脚が引っかかってしまうのだそうです。不思議、不思議。

 絶対おすすめの月例テーマ観察会 9月の第1日曜日(9月1日 9時30分から12時)のテーマは「クモ(蜘蛛)」です。講師は、国立科学博物館ボランティアの水山栄子さんです。

 また、9月14日(土)には、夜の観察会が、18時30分から20時30分、行われます。講師は、牛久市の榎本友好さんです。

 いずれも、観察会駐車場(クリック)集合です。興味のある方は、是非参加してください。
 

2013年8月3日土曜日

8月3日の土曜観察会

 8月はじめの観察会の様子は、いつものように、きたきつねさんの「暑い暑いといいながら里山散歩」(クリックしてください)をご覧ください。いろいろな虫たちが紹介されています。


 さて、今日は、ザリガニ釣りをしていた子どもたちも途中で飛び入り参加。しばらく一緒に歩きました。
 鳥たちは、いまいちですが、大池には、付近で生まれたのでしょうかカルガモの若鳥が9羽ほど。
 花は、ガンクビソウ、アキノタムラソウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヌスビトハギ、ミソハギなどが見られ、もう、少しづつ、秋の気配もしてきます。
 年2化のゴマダラチョウも、2化目が羽化をしていました。
 そうそう、ヤマトタマムシが飛ぶのもみれました。きれいですね。
by yamasanae